どうも、サクです。
本日の内容は「誤嚥性肺炎の予防」についてです。
<目次>
○そもそも誤嚥とは
・顕性誤嚥
・不顕性誤嚥
○肺炎予防の2つのカギ
・侵入
・免疫力
○肺炎を予防する3つのポイント
○まとめ←今すぐクリック!時間泥棒しません!笑
○そもそも誤嚥とは
そもそも誤嚥とは2つの種類に分けられます。
- 顕性誤嚥
むせ込みのある誤嚥 - 不顕性誤嚥
むせ込みのない誤嚥
だいぶザックリ分けましたけど、かんたんな知識として覚えてくださいね。
顕性ということばは「明らか(顕著)に表れる性質」という意味を
持つそうです。
この場合は”ごえん”が明らかに現れている、つまり
むせ込みがあるということ。
反対に不顕性とは”明らかではない”ことを意味しますので、
誤嚥の時にむせ込みがないということです。
○肺炎予防の2つのカギ
誤嚥性肺炎を予防するカギは
- 入るモノ(侵襲)
- 出すコト(咳と免疫力)
この2つのバランスが重要です。
<入るモノ>
カラダの外から中に入って来るものを異物(いぶつ)と言い、
この異物がカラダに入って刺激することを「侵襲(しんしゅう)」と呼びます。
このカラダの中に入って来るモノの量を調節し、侵襲を抑えることが
肺炎予防には重要です。
そこで食事の時には「ひと口の量」をチェックしておくことをオススメします。
普段から大きい口を開けて、食べ物をかきこんでいる人は高齢になると
誤嚥の危険があります。
誤嚥性肺炎は一度起こすと、再発もしやすく、入院も必要となります。
入院では基本的に飲食禁止となるところが多いので、
体力も一気に落ちていきます。
その後再入院を繰り返すケースも…
そうならないためにも、普段から一口で食べ量を調節して、
誤嚥を予防していきましょう。
<出すコト>
カラダの中に入ってきた異物を一瞬で外へ出す方法は2つ!
- せき
- くしゃみ
です。
今回はこの”せき(咳)”についてサクッと学びましょう。
“せき”は専門用語で咳嗽と言います。
異物が入ってきたときのむせ込みは反射的にせき込むので咳嗽反射と呼びます。
このむせ込みにより、異物が一瞬でカラダの外へ出されて肺炎などの炎症から
守っています。
では、むせ込みでも出すことのできなかった異物はどうなるのでしょうか。
そこで次なる手は「免疫力」です。
※免疫力については詳しく説明すると長ーくなってしまうので、
また別の記事で書きますね。
異物が体内に入ると白血球などのカラダを守る細胞が働きます。
この働きによって異物はカラダを強く刺激する前に血液を通り、
最後は尿や便、汗となって外へ出されます。
しかし、この免疫が働かないと異物が残り、そこに菌が繁殖し、
肺炎となります。
そのため日頃から免疫力を高めておくこと非常に重要です。
よくある勘違いで、「”ごえん(誤嚥)”したらすぐ肺炎になる」
と思っている方がいます。
しかし、そうではありません。
先ほどお伝えした「入るモノ」と「出すコト」のバランスが
モノの方に傾いたときに肺炎となります。
しっかりとした”せき”ができて、免疫力が落ちていなければ誤嚥性肺炎は
予防できるんです。
○肺炎を予防する3つのポイント
最後に肺炎を予防するための武器になるポイントを3つお伝えします。
- 睡眠
- 運動
- 交流
日頃からこの3つを意識して、肺炎予防に取り組んでください。
この3つについてはまた別の記事で深く掘り下げますね。
○まとめ
- 誤嚥にはムセるもの(顕性)とムセないもの(不顕性)がある
- 肺炎予防はひと口量を考えること、免疫力を落とさないことが重要
- 免疫力を高めるには「睡眠」「運動」「交流」が大事。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございましたー!
また次回の記事でお会いしましょう!