皆さん、こんにちは。
映像クリエイターのサクです。
今回は「オーディブルでオススメの本 3選」をお伝えします。
どの本もボリュームがあり、細かくは紹介しきれないので、ポイントを3つにまとめました!
それではいきましょう!
オススメの本① イノベーションの競争戦略
さまざまな事例をもとに、そもそもイノベーションとはなんなのか?を分かりやすく教えてくれる本です。
クリエイティブな仕事をする人には読んでほしい1冊。
イノベーターは革命者であって、世の中の行動を変えたもの。本書ではiPhoneやメルカリなどが例となっています。インベンターとは、革命ではなく発明者。セグウェイなど画期的で新しい技術ではあったものの、革命は起こせなかったもの。この革命と発明の違いはなんであったのかを巧みに言語化しており、「あぁ、なるほどな」と言いたくなる内容が書かれています。
イノベーションに必要なことは、顧客の行動変容を起こすこと。いくら新しいサービスや便利なものを作ろうと顧客が使い、さらに生活に馴染まなくては革命は起こりません。イノベーションに必要なのは圧倒的な利便性や顧客のライフスタイルなどに製品を落とし込む力と追い風となる社会、環境変化や人々の心理変化です。
ルンバは共働き世代が増えてきたという時代背景のもと、毎日の家事に時短や効率性が求められてきた中で作られた製品である。そして、この「掃除という家事から解放する」という新しい価値提供をした結果、人々の生活に馴染んでいった。さらに、ルンバが掃除のしやすい環境にするべく、家具を床から浮かせたものを取り入れるなど、更なる行動変容もイノベーションが起きるきっかけとなりました。
本書のダントツでいいところはチャプターが細かく分かれているところ!どのチャプターも10分未満のものが多く、スキマ時間に聞きたい場所をサクッと聴ける!オーディブルにはピッタリの本だと言えますね!
オススメの本② 新しい地政学
新しい地政学…タイトルから見て多くの人が読むような本ではないですよね。
だからこそ、読んだ人には価値が出ます!また、地政学はこれからやブームにもなってくる学問だろうと思います。
その理由も解説しておきました!
激動であり、予測困難な時代にも大きく変化しないものがあります。それは地理。大陸の位置や国自体は今後そう大きく変わることはないでしょう。そのため今後、海外への進出を考えている方は特に学んでおくべき学問であると言えます。
かつて地政学は陸・海・空をベースとして考えられていました。しかし、現在ではそこに宇宙、サイバー空間が加えられたため新しく地政学を再考していく必要があったのです。そこで、新しい地政学では陸・海・空・宇宙・サイバー空間の5つをベースとして考えられています。
この手の話は堅苦しく、難しい印象がありました。ですが、オーディブルで聴くと案外、内容が頭に入ってきます。この本を読んで気づいたことは、自分でも読めないくらい難しい本は聴けばいいんだと分かったことです。難解な本こそ、自分で読まずスキマ時間にインプットするくらいの軽い気持ちで読みましょう!
この本のチャプターはどれも1時間以上あるので、長時間の移動などには最適です!これから変わっていく時代に、変わりにくい地政学を今から学んでおくことはクリエイターにとっても必要なことです。
オススメの本③ 無と意識の人類史
人類史の話はセラピストとしての活動を売る上でも必要なことなので読んでみました。
人類の中に「無」というものが生まれたのはいつ頃なのか、何をきっかけとして生まれたのか?
そこに人とは何かを考えるヒントがあります。夏休みの自由研究として読んでほしい一冊。
某感染症の話が冒頭の部分にあり、その原因の一つとして熱帯雨林の急速な減少を挙げています。森林が減少し、生物多様性が損なわれることで、ウイルスを保有する密度が増加し、感染症が起こりやすくなる、といった視点は新しいものでした。
「狩り」といえば獲物を追いかけて捉えるものでした。しかし、追わずとも獲物を捕らえる方法として「仕掛け」を行うものが現れてから「無」というものが生まれたのではないかと本書には書かれています。
人類には「心のビックバン」と呼ばれるアートや芸術が爆発的にが生み出された時代があったようです。縄文土器や首飾りなどは造形に意味や価値を持ち、食べ物を貯蔵する以外の目的があったとされています。
なんとこの本は私の大好きな書籍である「LIFE SPAN」についても少しだけ触れています。それだけで読む価値があると思って聴きました。
いかがでしたでしょうか?
これらの本の他にも、聴けば楽しく学べる本がたくさんありますよ!
30日間は無料体験できるので、ぜひスキマ時間を有効活用してみてくださいね。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。