皆さん、こんにちは。
映像クリエイターのサクです。
今回は「映像制作にオススメなLマウントレンズ3選」というテーマでお届け。
これから映像制作を始める方や、すでにLマウント対応のカメラを持っている方でレンズ選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください!
- Lマウントについて
- オススメのLマウントレンズ
それではいきましょう!
Lマウントとは?
Lマウントはライカ(Leica)、パナソニック(Panasonic)、シグマ(Sigma)の3社で共同開発されたレンズマウントの規格となっています。
レンズを装着するための接続部分のこと。Lマウントの他にもCanonのEFマウント、NikonのFマウント、SonyのEマウントなどがあります。
現在、Lマウントを扱っている企業はライカ、シグマ、パナソニック、エルンスト・ライツ・ヴェッツラー、DJI、アストロデザイン、SAMYANG(サムヤン)とかなり増えてきています。
さらにBlack Magic DesignもLマウント用のカメラを作るのでは、との話も出てきています。
そんな盛り上がりを見せているLマウントから、今回は映像制作するにあたりオススメのレンズを3本紹介します。
①SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN Contemporary
まずはSIGMAから出ているこのレンズ。
特徴は①小さい、②軽い、③明るいの3拍子。
- 小さい(約10.1cm)
- 軽い(470g)
- 明るい(前ズーム域で開放F2.8)
ワンオペで映像制作をするときに最適な性能、サイズがこのレンズ。
やや広角から中望遠域までを1本でカバーしてくれるのは本当に助かります。
大きさは約10cmなので、iPhone13 miniよりも小さい!
さらに500mlのペットボトルよりも軽い!
加えて明るさはズーム域では最も明るい部類に入るF2.8。
機動力重視で、手ブレを抑えつつ、綺麗な映像を撮るならまずはこのレンズを持っておきましょう!
SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN Contemporary
標準から中望遠域までカバーしたF2.8通しの軽量のレンズ。スナップから本格映像まで幅広く使用できます。
②SIGMA 35mm f1.4 DG DN Art
続いて、紹介するのは単焦点レンズ。
その中でも35ミリという焦点距離を持つレンズです。
単焦点レンズはズームレンズに比べて、明るくて比較的コンパクトなイメージがあるかと思いますが、このレンズは違います!
- 重い(645g)
- 明るい(開放F1.4)
- 寄れる(最短撮影距離30cm)
まずコンパクト(約10.9cm)ではあるものの、重量はしっかりあります!
そして、単焦点の中では最高クラスに明るいF1.4。
さらに、最短撮影距離が30cmと、被写体にしっかり寄ることのできるレンズになっています。
SIGMAのレンズは、3つのコンセプトがあり、動き早い被写体や遠方の被写体を正確に捉えるSports、美しい写りを維持しながら小型・軽量を追求したContemporary、妥協しない圧倒的な描写性能を求めて開発されたArt。
今回紹介するレンズはArtに属します。
35ミリという焦点距離は、映像の中では標準域として知られています。
いわゆる「普通(目で見たままの)の映像」。
この「普通」を限りなく最高の映像美に近づけるためには、構図の知識に加えて、圧倒的な描写力が必要です。
やや取り回しには重いレンズですが、最高の安定した綺麗な「普通(見たままの映像)」が手に入ります。
③LUMIX S 85mm f1.8
最後に紹介するのも単焦点レンズです。
焦点距離は85ミリ。
今回紹介するレンズの中では一番遠くを撮影できるレンズです。
- 軽い(約355g)
- 小さい(8.2cm)
- (描写が)やわらかい
このレンズの特徴はなんと言っても、小型で超軽量なこと!
レンズの長さは約8cmとタバコ1本分ほどで、軽さは缶ビールとほぼ同じ355gです。
そんなコンパクトな形でありながら、85ミリという中望遠域が撮影できてしまうので本当にすごい!
描写もパキッとした色味ではなく、映画のような「やわらかい」映像が撮れることも魅力です。
中望遠域は人を撮る上でも重宝するレンズなので、持ってない方は1本あるとカットが引き締まりますよ。
今日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!