肩マスターへの道vol.2~肩鎖関節~

どうも、サクです。

本日も一緒に勉強していきましょう。

本日の内容は肩マスターへの道、第2段、「肩鎖関節」の仕組みについてお話します。

 

 

<目次>

◎肩鎖関節
1.骨の話
 ・鎖骨
 ・肩甲骨
2.関節の話
 ・どんな関節?
 ・どんな動き?
3.靭帯の話
 ・種類と役割

 

 

1.骨の話

<鎖骨>

  • S字状
  • 長さは12~15cm
  • 関節面はサドル様
  • 膜性骨化を経て骨になる
  • 動きは上方回旋、下方回旋

ヒューマン・アナトミー・アトラス2020より

鎖骨はアルファベットの「S」の文字のような形をしています。

 

長さは12~15cmで、関節の端は自転車のサドルに似ています。

 

その形から動き方も変わっており、上下するときに、

 

ねじれるように動きます。

 

また胸骨とも連結し、胸鎖関節を作ります。

 

関節の面が不安定なため、関節円板という組織がほかの関節とのつながりを助けています。

 

 

<肩甲骨>

  • 鎖骨と肩峰でつながる
  • 肩甲-上腕リズムに関与
  • 靭帯と関節円板により鎖骨との連結を補強

ヒューマン・アナトミー・アトラス2020より

 

肩甲骨は、「肩マスターへの道vol.1」で少し解説しています。

 

三角形の平たい骨で、前と後ろにくぼみがあります。

 

このくぼみに筋肉が入り込むようにくっつきます。

 

また鎖骨とは肩峰という外側の先端部とつながります。

 

肩甲-上腕リズムにも関わっています。

 

 

2.関節の話

<どんな関節?>

  • 平面関節
  • 多軸性関節
  • 関節円板を有する
  • 強靭な靭帯が補強

肩鎖関節は、肩甲骨肩峰と鎖骨の外側端をつないでいる関節です。

 

この関節は平面関節という種類になります。

 

平面関節は、あまり動かない関節で、動き方も特徴的です。

 

上下・左右に少しねじれながら、スライドするように動きます。

 

少しの範囲でもねじれるようにグルグル動くため、多軸性関節に分類されます。

 

また肩鎖関節の関節面はデコボコしていて不安定です。

 

そのため、関節円板という組織がクッションと接着剤のような役割をしています。

 

ですが、関節円板だけでは支えきれないので、強力な靭帯が付いています。

 

 

<どんな動き>

関節の動きとしては
上方回旋
下方回旋

の2つです。

 

上方回旋は、上に上がりながら回転していきます。

そのままですね。

 

ねじれるようにして動くので、関節の動きが硬いとほとんど動かなくなります。

 

小さい関節ほど治療者は見落としがちなので、ここの動きはよく診ましょう。

 

下方回旋は、ねじれながら下に回転します。

手を後ろに回したときに動きが確認できます。

ここもよく動くのか観察しましょう。

 

 

3.靭帯の話

<種類と役割>

  • 肩鎖靭帯
  • 烏口鎖骨靭帯
  • 烏口肩峰靭帯

この2種類が主に働いています。

肩鎖靭帯は

 

  • 肩鎖関節をつくる
  • 上下、左右の動きの制限
  • 回旋運動(ねじれ)の制限

このように肩鎖関節を作っている靭帯です。

 

また、肩甲骨と鎖骨の動きをサポートする役割をもっています。

 

そのため損傷も多々あり、損傷の程度分類があります。

※Tossy分類、Rockwood分類などがあります。

 

 

烏口鎖骨靱帯は

  • 菱形靭帯と円錐靱帯に分かれる
  • 下からの補強により肩鎖関節を補助する
  • 菱形靭帯は肩甲骨の下方回旋を制動する
  • 円錐靱帯は肩甲骨の上方回旋を制動する

肩甲骨と鎖骨のつながりを強め、さらに動きを補強しています。

 

また横からの補強は肩鎖靭帯が行うのに対して、

 

烏口鎖骨靭帯は下から関節を支えています。

 

 

菱形靭帯は手を後ろに回す動作に制限をかけています。

 

 

円錐靱帯は手を上げる動作に制限をかけます。 

 

 

最後に烏口肩峰靭帯です。

  • 主に上腕骨の動きに制限をかける
  • 間接的に鎖骨と肩甲骨のつながりを補強している

この靭帯は主に腕を上げるときに上腕骨が上がりすぎないようフタの役割をしています。

 

結果として、肩甲骨、鎖骨の動きを制限する役割となっています。

 

 

今日はここまでです。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。

 

また次回の記事でお会いしましょう。

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