肩マスターへの道vol4~肩甲胸郭関節~

どうも、サクです。

 

本日は、肩マスターへの道 第4段「肩甲胸郭関節」についてです。

 

肩甲胸郭関節は一般の方にはあまり知られていない関節です。

 

私の目指すところは、一定の正しい知識を医療職以外の方が持つこと。

 

医療リテラシーといいます。

 

ひとりひとりの知識の質を上げていくことで、その後の予防にもつながると思います。

 

それでは、今日も勉強していきましょう!

 

 

<目次>

◎肩甲胸郭関節
1.骨の話
 ・肩甲骨
 ・胸郭 
2.関節の話
 ・どんな関節?
 ・どんな動き?
3.靭帯の話
 ・種類と役割

 

1.骨の話

肩甲骨

  • 扁平骨
  • 三角形
  • 前後にくぼみがある

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

 肩甲骨についても以前に書きましたので、そちらをご参考に。

 

ですが今回は、肋骨との関係についてお話します。

 

肩甲骨の動きは
・前鋸筋
・肩甲下筋

 

この2つの間に疎性結合組織(コラーゲンなど)があり、ここを滑るように動きます。

 

そのため、前鋸筋と肩甲下筋がしっかりと機能していないと肩甲骨はスムーズに動きません。

 

肩甲骨の動きは
・挙上
・下制
・前傾

・後傾
・上方回旋

・下方回旋
の6つです。

  • 上は前傾
  • 下は下制
  • 左は下方回旋
  • 右は上方回旋

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

 

それぞれの動きには主要になる筋肉があり

  • 挙上:僧帽筋(上部)、大菱形筋
  • 下制:鎖骨下筋、僧帽筋(下部)
  • 前傾:小胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋(短頭)
  • 後傾:僧帽筋(上・中・下)+前鋸筋
  • 上方回旋:僧帽筋(中部)、大・小菱形筋
  • 下方回旋:小胸筋、前鋸筋

 この他にもまだまだ関わる筋肉はあります。

 

 

胸郭

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

胸郭とは
・肋骨
・胸骨
・椎骨

によって作られています。

肋骨とは

  • 左右で12対
  • 不規則な湾曲とねじれがある
  • 1~7肋骨は真肋、残りは仮肋と呼ぶ
  • 肋骨の動きは肋間筋の張力が関与する
  • 肋骨頭、肋骨頸、肋骨体、肋骨結節と呼ばれる部分がある
  • もっとも短い骨は第1・12肋骨、もっとも長い骨は第7肋骨

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

 

肋骨は左右で12対あります。

 

特定の場所にそれぞれ名前がついており
 ・肋骨頭
 ・肋骨頸
 ・肋骨体
 ・肋骨結節

 

骨の形は不規則に曲がっており、また縦軸方向にねじれています。

 

上から7番目までを真肋とよび、その他を仮肋とよびます。

 

肋骨の中で、もっとも短い骨は第1肋骨・第12肋骨

 

もっとも長い骨は第7肋骨です。

 

 

胸骨は前回の記事に少し載せてありますので、読んでみてください。

鎖骨はS字の形をしており、長さが12~15cmほどの骨です。

 

ややねじれもあり、肩甲骨と胸骨をつなぐ骨になります。

 

 

椎骨は

  • 下に行くにつれて椎体は広くなる
  • 椎体はやや丸みを帯び、三角形である
  • 図では左側がおなか、右側の尖っている方は背中
  • 椎体、椎弓、棘突起、横突起のパーツから作られる

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

椎骨は次回の肋椎関節編で詳しくお話しようと思います。

 

椎骨は下がってことに椎体は広くなっていきます。

椎体は、椎骨の前(おなか側)の部分です。

 

圧迫骨折という骨折ではこの椎体の部分が折れます。

  • 第4胸椎
  • 横の突起物は横突起
  • 図の上は椎体、下は棘突起
  • 椎弓は棘突起の上のY字の部分

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021より

 

 

2.関節の話

<どんな関節か?>

肩甲胸郭関節は、今までにお話した解剖学的関節とは異なり、

 

機能的関節と呼ばれています。

 

それは前鋸筋肩甲下筋の間にある軟部組織の間を肩甲骨が動くことによって

 

関節のような機能を果たしているからです。

 

 

<どんな動きか?>

肩甲胸郭関節の動きは
・転移運動:前後に滑る
・回転運動:時計回り、反時計回りといった円を描くように動く

 

となります。

 

 

3.靭帯の話

ここでは直接的に関わっている靭帯はありません。

 

ですが、肩甲骨には靭帯がいくつも付いていますので、

 

動きの制限となります。

 

また胸郭の制限も関係しています。

 

そこに関しては、「肋鎖関節」や「肋椎関節」の記事でお伝えします。

 

 

 

本日はここまでです。

読んでいただきありがとうございました。

 

また次回の記事でお会いしましょう。

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